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記憶をなくした少年の探索ADV『[AFANTASIA]』、Studio Sasanquaが販売を担当。ブラジルの個人開発作、日本語対応

2026.10.02 PC(Steam) [AFANTASIA]
[AFANTASIA]

Studio Sasanqua は、ブラジルの個人開発者 noidnoidnoid が手がけるポイント&クリック・アドベンチャー『[AFANTASIA]』のパブリッシングを担当すると発表しました。同社がパブリッシャーとして送り出す最初の作品になります。対応プラットフォームは PC(Steam)で、発売日はまだ決まっていません。

Steam ストアページの言語表には日本語が入っており、日本語でプレイできます。ストアページの紹介文もすでに日本語化されています。

想像した記憶を手がかりに、自分が誰なのかを探す

主人公は、すべての記憶を失って目を覚ました少年です。手元に残っているのは「都会へ行かなければならない」という気持ちだけ。頭の中に響く『イントルージョン』と名乗る声に導かれながら、現実と想像の境目がぼやけた小さな町『テンポ』を歩き回り、失った過去のかけらを集めていきます。

『[AFANTASIA]』のスクリーンショット
© noidnoidnoid / Studio Sasanqua Inc.

町の中では、木や手紙、建物といったあらゆるものに手がかりが隠されています。変わっているのは、少年が想像力を使って他人の後悔を自分の記憶のように追体験する場面がある点です。誰かの記憶をたどるたびに、かつての自分とこれからの自分の両方に近づいていく、という作りになっています。イントルージョンに支配されるほど「自分」が薄れていくため、記憶を取り戻すのか、別の誰かとして生まれ変わるのか、町に残るのか都会へ向かうのかはプレイヤーの選択に委ねられます。

タイトルの「アファンタジア」は、頭の中で映像を思い浮かべられない状態を指す言葉です。記憶と想像力がテーマの物語に、この名前が付いています。

『[AFANTASIA]』のスクリーンショット
© noidnoidnoid / Studio Sasanqua Inc.

AAA経験者のいるスタジオが小規模作品を支援

Studio Sasanqua は今回の発表で、チームに AAA タイトルの開発経験者が複数いること、その経験を小規模なプロジェクトに生かしたいことを説明しています。創業者で社長の Kenji Ozawa 氏が、パートナーの開発者と組んで各作品の制作に直接関わるとのこと。宣伝やマーケティングも開発の一部として扱う方針で、パブリッシング第2弾は年内に発表したいとしています。

『[AFANTASIA]』は10月9日から12日までブラジル・サンパウロで開かれる「Brazil Game Show 2026」に出展され、会場のブースで試遊できます。Studio Sasanqua にとってはパブリッシャーとして初めてのイベント出展です。日本から足を運ぶのは難しいイベントですが、Steam ページではウィッシュリストへの登録を受け付けています。

『[AFANTASIA]』のスクリーンショット『[AFANTASIA]』のスクリーンショット『[AFANTASIA]』のスクリーンショット『[AFANTASIA]』のスクリーンショット『[AFANTASIA]』のスクリーンショット『[AFANTASIA]』のスクリーンショット

画像: © noidnoidnoid / Studio Sasanqua Inc.