開発元のデス組合とパブリッシャーのFlashlight Gamesは10月7日、ローグライトRPG『勇者パーティはぜんめつしました。』(原題:Annihilated)を11月10日にPC(Steam)で発売すると発表しました。7月に延期を告げてから時期が「2026年第4四半期」のままでしたが、今回ようやく日付が決まった形です。Steam のウィッシュリスト登録は15万件を超えたとのことです。
プレイヤーは、ダンジョンで消息を絶った勇者パーティを捜しに来た救出隊の、ただ一人の生き残りです。ようやく見つけた4人は、それぞれどこかが壊れていました。「はい」と「いいえ」しか話せなくなった勇者、魔力を失った魔法使い、身体を失った戦士、そして何かを失った僧侶。連れて帰れるのはこのうち1人だけで、選んだ相手と2人きりでダンジョンを抜け出すことになります。
戦闘はターン制のカードバトルで、手持ちのアイテムがそのまま手札になります。面白いのは武器の扱いです。どの武器にも使用回数があり、壊れる直前の「最後の一回」が一番強くなります。敵の体勢を崩してから最後の一回を叩き込むと「致命の一撃」が決まり、敵を即座に倒して装備を奪えるという仕組み。砕いたアイテムからは「呪い」が生まれ、これを使うと踏んでしまった罠や悪いルーレットの結果をなかったことにできます。倒れてもその階層からやり直せ、ため込んだ呪いはアイテムや経験値に変わるので、死ぬたびに少しずつ有利になっていく作りです。

もう一つの柱は、相棒との関係です。道中の会話で相手の秘密やパーティに起きたことが少しずつ明かされ、2人の間に生まれるのが絆なのか、疑いなのか、依存なのかで結末が変わります。ルートは仲間ごとに独立した4本で、それぞれマルチエンディング。Steam の日本語ストアページによると、テキストは40万字以上、1ルートの想定プレイ時間は約6時間、描き下ろしのイラストは400枚以上とのことです。
戦い方は、目押しで戦う「決意と意思」と、確率で戦う「選択と運命」の2つから選べます。どちらを選んでもストーリーには影響しないので、アクションが苦手な人でも最後まで物語を追えます。

最初のボスまで遊べる体験版も近く配信
発売日の発表に合わせて新しいトレーラーも公開されました。さらに、最初のボス「The Outcast」との戦いまで遊べる体験版を近く配信する予定です。体験版でも製品版と同じく4人全員を相棒に選べるとのこと。配信日はまだ発表されていません。
デス組合は5月に京都で開かれたBitSummit PUNCHにも試遊台を出していました。Steam の言語表では日本語、英語、簡体字中国語に対応しています。価格はまだ発表されていません。
画像: © デス組合 / Flashlight Games






