MicroProseと開発元のHilkojj Interactiveは10月9日、経営シミュレーション『Car Park Capital』の早期アクセスをSteamで開始しました。対応OSはWindowsとLinuxで、日本語に対応しています。価格は2,400円(税込)で、発売記念として10%オフの2,160円で販売中です。
プレイヤーは大手自動車業界「Big Auto」に雇われた経営者です。目的は、のどかな町の人々を「車がないと暮らせない」状態にして、駐車場代とガソリン代で稼ぐこと。土地を買い、アパートの住人を立ち退かせ、建物を壊して一面のアスファルトに変えていきます。平面の駐車場だけでなく、3Dの建築ツールで立体駐車場を積み上げることもできます。
見た目は皮肉の効いたコメディですが、中身は数百人の住民と車がリアルタイムに動く本格的な経営シムです。住民にはそれぞれ考えや満足度があり、食事・飲み物・ガソリン・娯楽・トイレといった欲求を、すべて「車に乗ったまま」満たしてあげる必要があります。満足度が高いほど、駐車料金やガソリン代を高く取れる仕組みです。牛を育てて精肉工場に送り、ドライブスルーのハンバーガーにする生産チェーンや、巨大な「トイレのドライブスルー」まで用意されています。

町を壊しすぎると抗議デモが起き、店をふさいだり周りの住民をあおったりします。そこで車礼賛の看板や銅像、スローガンを流す拡声器トラックで世論を操作し、枯れた木は工場で作ったプラスチックの木で置き換えて不満を抑えます。鉄道や地下鉄も「敵」で、乗客を車に乗り換えさせるのも仕事のうちです。
開発はオランダの個人開発者Hilko Janssen氏で、ゲームエンジンも描画エンジンも自作とのことです。Steamの告知によると、約4年前に趣味で始めた作品が、ウィッシュリストの反響とMicroProseとの契約で本業になったそうです。マップはアメリカの都市のほか、エジプトのギザのピラミッド周辺とフロリダが入っており、パリを舞台にしたマップも制作中としています。

音楽は『Star Wars: Galaxy’s Edge』や映画『ジャスティス・リーグ』などに参加したKent Kercher氏が、80〜2000年代の実機シンセサイザーを使って作曲しています。開発者は、早期アクセス中はプレイヤーの意見を取り入れながら正式版に向けて更新を続けるとしています。
『Car Park Capital』はSteamで早期アクセス中で、日本語に対応しています。価格は2,400円(税込)です。
画像: © MicroProse / Hilkojj Interactive






