ノルウェーのSarepta Studioは10月9日、ブラジルのゲームイベント「Brasil Game Show」で、子育てシミュレーション『My Child New Beginnings』のSteam版を11月10日に発売すると発表しました。価格は19.99ドルで、発売から1週間は10%オフになるとのことです。日本ストアの価格はまだ表示されていません。Steamの言語表は英語のみです。
本作は、英国アカデミー賞(BAFTA)を受賞した『My Child Lebensborn』の続編にあたります。前作は、第二次世界大戦後のノルウェーで差別を受けた「戦争の子」の実話をもとに、その子を引き取って育てる重いテーマの作品でした。今作は史実の設定から離れ、同じ子どものカーリンまたはクラウスと、1990年代初めのノルウェーの新しい村で暮らし直す物語になっています。
遊びの中心は毎日の世話です。食事や入浴、寝かしつけ、学校の送り出しに加え、仕事や買い物、料理といった生活もこなします。子どもは不安障害と複雑性PTSDを抱えていて、小さなきっかけでパニック発作を起こすことがあり、プレイヤーはそれを落ち着かせる手助けをします。開発中は心理士が協力しており、呼吸法や自己肯定感を育てる関わり方など、トラウマを抱えた子どもの支援で実際に使われる方法をもとにしているそうです。

『My Child New Beginnings』は2025年11月にモバイル向けに基本無料で配信され、シリーズ全体のダウンロード数は3,000万を超えています。モバイル版では章の解放にリアルタイムの待ち時間があり、広告で報酬を得る仕組みでしたが、Steam版はこれをなくし、第1部「Book One」の34章を最初から最後まで通して遊べる買い切りの形にしました。有料ストーリーパック「Recorder Reporter」「The Mountain」も含まれ、モバイル版にもまだない新しい2章が入るとのことです。
Steamの告知によると、前作『My Child Lebensborn』で育てた子どもを今作に連れてくることができます。一方、モバイル版のセーブデータはSteam版に引き継げません。物語の第2部は2027年に予定されており、季節の飾り付けをまとめた有料の「Book 1: Seasons of Caring Deluxe」も用意されます。

Steamでは最初の2章を遊べる無料体験版が配信中です。英語のみですが、会話と選択が中心のゲームなので、購入前に体験版で文章量を確かめておくと安心です。
画像: © Sarepta Studio



