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ローグライクRPG『イルネスの帰還』Steamで発売。AIゲームマスターがPC上で動くオフラインTRPG、日本語対応

2026.10.09 PC(Steam) The Return of Illunes
イルネスの帰還(The Return of Illunes)

開発・販売元の14Dimension Enterpriseは10月9日、ターン制ローグライクRPG『イルネスの帰還』(原題:The Return of Illunes)をSteamで発売したと告知しました。価格は2,500円(税込)で、日本語に対応しています。Nintendo Switch版はプラットフォームの審査中で、発売日は後日発表とのことです。

本作の売りは、この作品のために追加学習させた小型の言語モデルが「ゲームマスター」としてゲームに同梱されている点です。モデルはプレイヤーのPC上で動くため、インストール後はインターネット接続なしで遊べます。AIの月額料金やAPIキー、使うたびの課金もありません。Steamページには、NAVERの言語モデル「HyperCLOVA X SEED」のライセンス表記があります。

メニューにない行動を文章で入力できる

ゲームの骨組みは、最大4人のパーティで分岐するダンジョンに挑むローグライクです。戦闘・ショップ・休息・イベントを結ぶルートを選び、4つの基本クラスとサブクラス、スキル、装備、遺物を組み合わせてボスに備えます。探索の合間には永続強化やクラスの解放、拠点の発展も進められます。

『イルネスの帰還(The Return of Illunes)』のスクリーンショット
© 14Dimension Enterprise

目玉は「自由行動」というシステムです。戦闘やイベントの最中に、コマンドにない行動を文章で打ち込めます。告知で挙げられている例は「シャンデリアのロープを切って敵の上に落とす」。AIゲームマスターが成否を判定して結果を語り、成功すればゲーム側で用意された攻撃や回復の効果が実際の戦闘に反映されます。ダメージや能力値、難易度はあくまでゲーム本来のルールで決まり、入力も生成された文章も表示前にチェックされる仕組みです。

AIが作るのは文章だけではありません。遠征ごとの物語と目的、イベントの場面と選択肢、仲間の会話、エンディングのエピローグに加えて、存在しなかったサブクラスを名前や能力値の配分、成長曲線まで含めてその場で作り出します。スキル、装備や遺物の名前と由来、ボスの登場演出や戦闘ギミック、ショップの商人の台詞、食材の組み合わせから生まれる料理まで生成の対象です。

『イルネスの帰還(The Return of Illunes)』のスクリーンショット
© 14Dimension Enterprise

生成の量は調整でき、オフにして用意されたコンテンツだけで遊ぶこともできます。物語の生成中にキャンセルすれば、用意された文章で先に進むそうです。生成にかかる時間はPCの性能によって変わり、AIの描写には不正確な内容が混ざる場合があると注意書きがあります。

AIの文章も日本語で出る

インターフェイスは日本語を含む13言語に対応しています。AIが生成する文章は日本語・英語・韓国語の3言語だけで、それ以外の言語を選ぶと英語の文章になります。日本語のプレイヤーは、生成部分まで含めて日本語で遊べるわけです。舞台は魔法と機械が共存する世界「ゼタ」。イルネス教団が世界の秘密を隠した楽園を目指し、最後の生き残りエセリンと誓約を結んだ主人公が、欲望に呑まれた9人の発見者の足跡を追います。

対応OSはWindowsのみ。開発元は発売後もバランス調整や遊びやすさの改善を続けるとしています。『イルネスの帰還』はSteamで2,500円(税込)で発売中です。

『イルネスの帰還(The Return of Illunes)』のスクリーンショット『イルネスの帰還(The Return of Illunes)』のスクリーンショット『イルネスの帰還(The Return of Illunes)』のスクリーンショット『イルネスの帰還(The Return of Illunes)』のスクリーンショット

画像: © 14Dimension Enterprise

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