インディー開発のMonastic Hill Studiosは10月23日、一人称視点のナラティブホラー『KYC: K Stands for Killing』(PC / Steam)を発表しました。Steam Nextフェスにあわせて、無料体験版「Night One」の配信も始まっています。
Steamの言語表を見ると、対応言語は英語のみで日本語には対応していません。ストアページには「早期アクセス」のタグが付いており、発売予定日は2026年11月18日と表示されています。価格はまだ表示されていません。
舞台は、コロラドの寂れたハイウェイ沿いにあるガソリンスタンド「Mehtos 247」です。プレイヤーは、奨学金を打ち切られた留学生のSuneil Shrivastavaとして夜勤に入ります。仕事を辞めれば卒業できず、強制送還につながるため、辞めるという選択肢はありません。店の奥の鍵がかかった倉庫には何かが潜んでおり、夜ごとに「客のうち誰を差し出すか」を決めていくことになります。

このゲームならではの点は、怪物から逃げるのではなく、プレイヤー自身が「怖い側」に回るところです。レジ打ち、釣り銭の計算、給油機の管理、品出し、床掃除といった夜勤の作業を淡々とこなすうちに、客を倉庫へ送り込むことが日常の延長に見えてくる、という作りだそうです。会話は選択肢のホイールで進み、深夜2時に失礼な態度を取った相手が、4時に助けてくれるかどうかが変わるとしています。客は名前と日課を持つキャラクターとして描かれ、やられ役の脇役ではないとのことです。
原作は、開発者自身が書いたホラー小説『Welcome to Mehtos 24×7』です。ゲームは小説を場面ごとに翻案したもので、プレスリリースでは「普通の仕事が、ひどいことをありふれたものに感じさせる」過程が主題だと説明されています。

体験版では、ガソリンスタンドの1晩を最初から最後まで遊べます。夜が明けると、また同じ夜が始まります。英語のみですが、遊ぶ前に会話の分量を確かめたい人は、まず無料の体験版から試せます。製品版は早期アクセスで、2026年11月18日の予定です。
画像: © Monastic Hill Studios




