パブリッシャーのSNEGは10月19日、Andrew Spencer Studiosと組んで復刻するサバイバルホラー『Ecstatica』と続編『Ecstatica II』の体験版を、Steam Next Festにあわせて公開しました。どちらも10月26日にSteamとGOGで発売されます。両作とも日本語には対応していません。
価格は1本ずつ14.99ドル。2本セットのバンドルは19.99ドルです。Steamの日本ストアでは、記事を書いた時点で価格が表示されていません。
『Ecstatica』は1994年にPsygnosisから出た作品です。悪魔に呪われた中世の村ティリッチで、水を求めて立ち寄った主人公が、倒せない人狼に追われます。UIも行動指示もクエストログもなく、映画のように固定カメラで進む作りで、戦うよりも謎を解いて逃げることが中心です。敵の出現位置は遊ぶたびに変わるとのこと。プレスリリースには「何度も死ぬ。カエルにされることもある」とあり、英国らしいブラックな笑いも売りの一つです。

この作品ならではの点は、ポリゴンではなく楕円体(エリプソイド)で3Dの世界を組み立てていることです。当時の多くの開発者がポリゴンを選ぶなか、Andrew Spencer Studiosは別の道を取りました。そのため人物や背景が丸みを帯びた独特の見た目になり、今見ても似たものがありません。
1997年の『Ecstatica II』は、よりアクション寄りの続編です。魔物に荒らされた王国に王子として戻り、魔法と剣で、砕けた「エルダーサイン」を直して魔女Ecstaticaを救い出します。Steamページには、1,100を超えるカメラ視点、60種類以上のクリーチャー、8種類の武器と2種類の杖が挙げられています。

今回の復刻版は、現代のPCで動くように調整されたほか、コントローラーに完全対応しました。画面は「Classic DOS(320×200)」「Classic Windows(640×480)」「Software(ワイド画面の高解像度)」の3種類から、いつでも切り替えられます。Steamの告知によると、Softwareモードは4K以上にも対応します。デジタル配信は両作とも今回が初めてです。
Steam Next Festは10月19日から26日までの開催で、体験版は期間中にSteamの各作品ページから遊べます。英語のみなので、言語に不安がある人は発売前に体験版で確かめておくとよさそうです。
画像: © SNEG / Andrew Spencer Studios






