ホラーアドベンチャー『DARQ』で知られる開発元のUnfold Gamesは10月22日(日本時間)、一人称視点の吸血鬼ホテル経営シム『Bloody Hell Hotel』を2027年に発売すると発表しました。2026年中の早期アクセス開始を検討していましたが、それをやめ、完成版の1.0として出す方針です。あわせて新しいゲームプレイトレーラーも公開しました。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語に対応しています。
プレイヤーは数百年の眠りから目覚めた吸血鬼です。廃墟になった屋敷を、獲物が自分から泊まりに来るホテルへ作り直します。壊れた家具を直して壁紙を貼り、畑で野菜を育て、アンデッドの牛の乳やゾンビ鶏の卵で料理を出す。客の満足度を上げて評判を稼ぐのも、夜中に部屋へ忍び込んで血を吸うのも自由です。ただし死んだ客は宿泊代を払わず、失踪が続けば吸血鬼ハンターがホテルに乗り込んできます。
ホテルの地下には自動生成のダンジョンがあり、工房で鍛えた武器で魔物と戦います。吸血鬼のクラスは6種類で、それぞれ15のスキルと各3段階の強化を持ち、全体で270種類。10月初めの開発ブログによると、爪や牙で襲ってくる狼男のような敵の攻撃は武器で受けられず、コウモリに変身してかわす必要があるそうです。誰も傷つけない平和主義の吸血鬼として遊ぶこともできます。

このゲームならではの凝った所が、客がしゃべる言葉です。何十時間も同じ英語の台詞を繰り返さないよう、開発チームは「Lomish」という架空の言語を作りました。ふだんはラテン語風の柔らかい響きで、客が怪しみ始めると巻き舌の多い荒い音に変わります。単語や言い回しの一部はコミュニティの案から採ったとのことです。
ゲームディレクターはSteamの告知で、延期の理由を自分の言葉で説明しています。2022年の発表時より規模が大きくなり、資金は前作『DARQ』の収益だけでは足りず、残りの開発費を早期アクセスの売り上げでまかなう案もありました。今回パブリッシャーから追加の出資を受けられたため、未完成のまま売る必要がなくなったといいます。6クラスすべて、270のスキル、手下の「スロール」など、まだ見せていない要素も含めて発売日から入るとしています。

『Bloody Hell Hotel』は2027年発売予定。価格はまだ表示されていません。
画像: © Unfold Games






