ドイツ・ベルリンのインディースタジオHigh Road Storiesは9月28日、一人称視点の探索アドベンチャー『The Memphis Chronicles』を2027年1月にSteamで発売すると発表しました。Steam では10月5日から体験版を配信する予定です。Meta Quest向けのVR版も2027年中に出すとしています。
日本語への対応は、現時点ではありません。Steam ページの対応言語は英語のみでした(2026年9月28日時点)。価格は未発表です。
カヌーで出かけた主人公は事故に遭い、湖から浮かび上がると見知らぬ街Memphisにいます。街の品々には自分や他人の記憶が染みついていて、道の先では象や身なりのいい悪魔、正体のつかめない放火魔、路上の預言者といった人物に出くわします。一見ばらばらな出来事が少しずつつながり、話は主人公自身のことへと近づいていきます。

通り過ぎたものは二度と見られない
進むと背後の扉が閉まり、見なかったものはそのまま置き去りになります。何が大事かをゲームが逐一教えてくれない作りで、どこに目を向けるかをプレイヤーに任せているのが特徴です。すべての謎を解かなくても先へ進めます。
街にはユング心理学や人形遣いRichard Teschnerの作品、Joseph Cornellのコラージュ、『ピーター・パン』、ニューオーリンズのジャズ葬など、時代も地域もばらばらな題材が詰め込まれています。開発側はデヴィッド・リンチの作風を引き合いに出しており、一つの答えを探すより、見る人それぞれに響くものを大事にしたそうです。

High Road Storiesは、XRやインタラクティブ展示、ドーム映像などの体験型作品を10年近く手がけてきたスタジオで、PCゲームは本作が初めてとなります。
画像: © High Road Stories






