2人組のインディーチームYOWPYは10月24日、インタラクティブ・フィクションアドベンチャー『Realize in Peace』の製品版を配信したと発表しました。対応はSteamとitch.ioで、価格は無料です。Steamの言語表では日本語に対応しています。
プレイヤーはパソコンにログインし、中に復活した亡き妻から話しかけられるところから始めます。AIとして蘇った大切な人を、何らかの事情で手放さなければならなくなった時に、その電源を切れるのか。タイトルどおり、二度目の別れを扱う物語です。
実際のパソコンのように動くデスクトップ
このゲームの舞台は、まるごとパソコンの画面です。受信箱に届くメールを読み、ネットのホームページを見て回れます。妻との会話はポイント&クリックで返答を選ぶ形式で、パソコンを使いながら話を進めるうちに、妻の死因や、彼女を失ってからプレイヤー自身がたどった道のりが少しずつ明らかになります。

Steamページの説明によると、題材は亡くなった人の生前の情報をもとにAIとして復活させるサービスを行う機関「Human Build Company」と、その利用者や職員たちです。作品はこの機関を取り巻く人々のインタラクティブ・シミュレーターという位置づけで、Steamのジャンル表示は「シミュレーション」になっています。懐かしい記憶やデスクトップのアプリケーションは2Dのイラストで描かれ、音楽は空虚感と哀愁を帯びたものだそうです。
大学の卒業制作のリメイク
開発者によると、本作は約5年前に大学の卒業制作として発表した作品のリメイクです。当時から現在までにAIは日常に浸透し、付き合い方はかえって難しくなりました。だからこそ、できるだけ多くの人に今遊んでほしいとコメントしています。

YOWPYは大学の同級生だった2人のチームで、SF系の物語ゲームを中心に制作しています。イラストとデザイン、音楽をKoikeさん、シナリオとプログラムをAkamiさんが担当しています。
Steamストアの発売日表示は10月23日、プレスリリースの日付は10月24日です。無料なので、題材が気になった人は気軽に試せます。
画像: © YOWPY



