英国のパブリッシャーSilver Lining Interactiveは10月8日、開発元Studio Abattoirの心理ホラーRPG『The Pines』と世界規模の販売契約を結んだと発表しました。対応プラットフォームはPC(Steam)で、Steamページの発売時期は2027年。言語表には日本語が入っており、日本語で遊べる予定です。
発表の場はホラーゲームの紹介番組「Horror Game Awards」のハロウィン特番でした。開発元もSteamの告知で契約を報告し、今後はパブリッシャー側からも情報を出していくとしています。
人里離れた「癒やしの森」に潜む陰謀
主人公は、未解決に終わった事件で燃え尽きた元刑事エドワード・ウォーカー。セラピストに勧められ、森の奥にある療養施設「The Pines」を訪れます。穏やかで親切に見える住人たちには、それぞれ過去や心の傷、隠し事があり、調べるほど施設全体の様子がおかしいことが見えてくるという筋立てです。開発者は「自己啓発本が現実になったら、想像どおりか、それ以上にひどかった」という発想から作ったと語っています。

舞台は自由に歩き回れるオープンワールドで、会話・戦闘・調査のどれで危険を切り抜けるかを選べます。元刑事らしく、手がかりを集めて人物同士のつながりを推理し、誰を信じるかを決めていくのが中心です。スキルとパークでの成長や、派閥への加入もあります。銃と弾は貴重で、戦いはバットや斧などの近接武器が主体。回避と受け流しでタイミングを計る作りです。
このゲームならではの仕組みが「ストーカーシステム」です。うかつな一言を口にしたり、関わってはいけない相手に手を出したり、深入りしすぎたりすると、それまで無害だった住人が追跡者になり、森の中でつけ狙ってきます。十分に強くなれば、逆に立ち向かうこともできるとのこと。自分の行動が、そのまま次の脅威を生む作りです。

開発はオランダ出身のケヴィン・ヨッヘムス氏がほぼ1人で進めています。企業向けの映像や3Dアニメーションの仕事でUnreal Engineに触れたのをきっかけにゲーム制作を始め、4年かけてここまで来たそうです。4月の発表後、6月の「Future Games Show」でトレーラーが流れ、7月にはSteamのウィッシュリスト登録が5万件を超えたと報告していました。告知によると、次はゲームプレイの詳しい紹介を秋に予定しています。
『The Pines』はPC(Steam)向けに2027年発売予定です。価格はまだ発表されていません。
画像: © Studio Abattoir / Silver Lining Interactive






