この記事について
| ネタバレ | メモの内容を書いています。エリシウム編の結末には触れません |
|---|---|
| 取り上げるメモ | 氷床の前哨基地と洞窟(6枚)、ガルガニュータン関連の研究所と前哨地(10枚以上)、灰の大地の地下壕(3枚)、酵素実験の記録(4枚) |
| 情報源 | ゲームの内部データにあるメモの文面。置かれている場所は、データ上の名前(Icesheet、Ashlands など)から分かる範囲だけ書いています |
| 対象バージョン | Steam ビルド 25621870(v3.0.30 Week 252) |
| 訳語 | PlayersVillage の日本語化パッチの訳に合わせています |
『Icarus』には、探索中に拾えるメモが80件近くあります。読み飛ばしても進められますが、3〜5枚で1つの出来事を語るものが多く、並べて読むと小さな物語になります。この記事では、そのうち取り上げやすいものを4組に分けて紹介します。
全体の背景は世界観の整理にあります。メモの書き手の名前は、本文に出てくるものだけを使います。
氷床の前哨基地と洞窟
前哨基地のメモは3枚あります。1枚目の書き手は、角が大きく「ひづめが車ほどもある」生物を見て、ノレックス社があとで飛びつくだろうと書いています。
2枚目では、基地に残っているのは3人です。マイクとジョーは逃げ出し、いまはジェイソンと書き手だけ。ハンスは「正気を失って、光のことばかり話す」と書かれ、食べ物も水も拒んでいます。3枚目は、自分への嫌味なメモを見つけた書き手が、ウィリアムという名の相手に、スーツか頭に穴を開けてやると凄む内容です。チームが崩れていく様子が出ています。
洞窟のメモは、順に読むとハンスの変化が追えます。
- ジェイソン・Dの調査記録。洞窟の奥に結晶構造があり、共鳴周波数のような振動を出している。ハンスは入るたびに状態が悪くなっているので、脱出ポッドで避難させたほうがよい
- ハンスがトンネルの入口を崩すと脅している。洞窟を貯蔵庫にしていたので、食料は全部あそこにある。外で飢えるのと、脳を乗っ取った何かと閉じ込められるのと、どちらがましか分からない
- 署名のない独白。「光が俺に向かってきた。全然美しくなんかない」。痛みと出血があっても、近づかずにはいられない
結晶が何なのかは、メモには書かれていません。わかるのは、近づくほど症状が重くなったことと、それを仲間が危険視したことだけです。
ガルガニュータン関連の研究所
研究所のメモは5枚で、記録番号が「1.2.5」「1.3.4」のように並んでいます。メモに種名は出てきませんが、データ上の名前は Ape で、ゲーム内ではガルガニュータンにあたります。
- 1.2.5 被験体は新しい装置に順応している。来四半期には他の施設にも広げられそうだ
- 1.3.4 被験体が装置を壊した。強化装備を要請、到着は約14日後
- 1.5.6 装置を分解して道具として使っているのを観察。飼育場の補強を要請、到着は約21日後
- 1.6.4 補強はまだ届かない。メインパネルに亀裂。若手スタッフを避難させる
- 1.6.5 被験体が研究室内で脱走。多数の死傷者。「あれは他の個体を解放しようとしている」
要請を出し続けながら、届く前に事態が悪くなっていく。短い報告書の文体のまま、最後の1枚だけ文面が乱れます。被験体が装置を分解して道具にした、という記述もあります。
前哨地側にも、同じ形式のメモが5枚あります。捕獲した被験体を新しい施設へ移した、砂漠の施設から実験の問題が報告された、という流れで、書き手は「私の話を聞いていれば良かったものを」とこぼします。最後の1枚では、砂漠の施設への応援を命じられ、飼っている「フラッフィー」に餌をやって出かけます。
手順書のメモには、グループ15とノレックス社が研究員になりすまそうとするので注意、という一行と、手書きで「ガルガニュータンに注意、近くに巣を作っている」とあります。別の1枚では、書き手が研究をノレックスに渡したくないと怒っていて、巣の最後の区画を潰したら出ていくつもりだと書いています。
灰の大地の地下壕
3枚とも、外から切り離された人々の記録です。
- 通信機が壊れ、外と連絡が取れない。昨日来た新入りの様子がおかしく、外で水筒の水を捨てていた。「ここじゃ水なんて要らない」と言っていた
- ジェラルドから妻ブレンダへの手紙。「地球を離れるべきじゃなかった」と書き、子供たちによろしくと結んでいる
- UDAに悪態をつく書き手が、「次の降下の際には報酬をもっと上げるよう交渉しろ」と自分に宛てたメモ
水が要らないと言う新入りが何者なのかは書かれていません。通信が途絶えた不安、家族への手紙、会社への愚痴と、3枚で違う顔を見せます。
酵素実験の記録
世界観の記事でも少し触れた、酵素にまつわるメモです。
- 研究員の記録。酵素が周囲の氷や雪を生物にこびりつかせている。リー博士のもとで学べば誰でもあんなふうになる、と同僚を評し、「私はこのままここで死ぬんだ」と書く
- 酵素による変異は、生物の高熱への耐性を弱める。制御された炎への曝露が有効かもしれない
- ヴィシッドへの接合は攻撃性がむき出しになり急速に劣化。コロンビアマンモスは攻撃性が増して劣化はゆるやか、深部体温が下がる。どちらも被験体として不適格。ウーリー種なら安定するかもしれない
- 研究指令書。プロメテウス地域の生物に対する余剰酵素の影響を調べ、人体強化と、会社のための兵器転用の可能性を調べる
メモを探すときのコツ
メモはミッションの目的地や、遺棄された施設の中に置かれています。会話のように自動で流れないので、見落としがちです。この記事を先に読んでおくと、拾ったときに「あの話の続きだ」とわかります。
ゲームの基本情報は『Icarus』のページ、アイテムの入手方法はアイテム・レシピ一覧で調べられます。
