『Icarus』エリシウム編のあらすじと登場人物。エリス審問の結末まで【ネタバレ注意】

最終更新 2026.10.03 ・ 対象バージョン Steam ビルド 25621870(v3.0.30 Week 252) Icarus
『Icarus』エリシウム編のあらすじと登場人物。エリス審問の結末まで【ネタバレ注意】

この記事について

ネタバレ 結末まで書いています。エリシウムの一連のミッションをこれから遊ぶ人は、読まずに進めてください
対象 エリシウムの6つのミッション「エリス審問」(会話のデータ名 Ely_MissionOne〜Six)と、その後に拾えるメモ
情報源 ゲームの内部データにある会話テキストとメモの文面。会話は話者名が付いていないため、前後の呼びかけから話者がはっきりするところだけ名前を書いています
対象バージョン Steam ビルド 25621870(v3.0.30 Week 252)
訳語 PlayersVillage の日本語化パッチの訳に合わせています

エリシウムの物語は、プロスペクターが仲間に加わり、仲間のひとりを自分たちの手で止めるところまで進みます。組織の背景は世界観の整理にまとめたので、ここではミッションの流れと人物を追います。

登場人物

  • モー・チョウ エリス審問を立ち上げた人物。テラフォーミング第一次隊アルファの出身です。一度は死んだと思われていたと、アイリスが語ります。グループ15の軌道レーザーに何度か狙われています
  • アイリス・ブレイク博士 モーと同じ第一次隊アルファ。通信の傍受やデータの解析を受け持ちます。地球の母親からの絵葉書がメモで読めます
  • ヴィクター・フリン 情報担当。TPSの手口に詳しい人物として、モーの資料に書かれています。通信に出ないことがあり、疑われる場面もあります
  • セオ・カーター 元軍人で、ACSから来てUDAに強制雇用されています。口が悪く、会話ではたびたび悪態をつきます
  • ソル・ベルリンスキー モーたちと同じ第一次隊の人物。いまは地球側で、市民主導の委員会と動いています。エリシウム編では地球にいる人物として語られ、結末に深くかかわります

ミッション1 墜落とエデン

降下中のポッドがTPSに撃たれ、プロスペクターは予定から大きく外れたTPSの領域に墜落します。通信機器が壊れていて、こちらの位置がつかめません。アイリスの考えた即席のビーコンを組み立てて設置し、位置を知らせます。

ただし、ビーコンを立てれば居場所がエリシウム中に知れ渡ります。TPSの通信塔を止め、巡回を抜けて、調査隊の拠点「エデン」にたどり着きます。ここがエリス審問の本拠地です。エリス審問は、グループ15がエリシウムを丸ごと独占していた理由を調べるために作られた調査隊です。

ミッション2 調査小屋とデータ

傍受したTPSの通信から、グループ15が使っていたらしい古い調査小屋が見つかります。そこで、TPSが開けられなかったというデータスティックとハードドライブを探します。

道中の会話では、TPSをどう見るかで意見が割れます。「同じ人間が追い詰められてひどいことをしている」という声と、現にこの地区だけで何十人も死傷している、という声がぶつかります。

ミッション3 地下研究所

データから、完全に地下にある研究所の位置がわかります。エレベーターを降り、セキュリティを一階層ずつ解いて進むと、原子炉と、軌道レーザーの制御装置が出てきます。テラフォーミング酵素の量は「星系全体でも最大かもしれない」と語られます。

最後の部屋で、調査隊は「テラフォーミング前のデータ」を見つけます。テラフォーミングは失敗するはずではなかった、妨害された、目的はエキゾチックだった、という会話が交わされます。見つかった文書の中身は世界観の整理で扱っています。モーは、この知らせをうまく受け止められません。

ミッション4 罠と奪われた酵素

研究所のデータから、調べるべき場所がさらに見つかります。放射線の強い区域を通るので、準備をしてから出発します。

ところが各地で待ち伏せに遭います。アイリスは足を折り、セオは座標を渡したヴィクターを疑います。そこへTPSの放送が流れます。「エリシウムのテラフォーミングを実行中、全員退避せよ」というものです。プロスペクターはアイリスを助け、研究所へ急ぎます。しかし試作機材も酵素も書類もすでに持ち去られていて、グループ15の責任を問う証拠もなくなってしまいます。

ミッション5 モーの決断

連絡のとれなかったヴィクターが戻ってきます。ヴィクターも罠にはまっていて、座標をくれたのはモーだった、と明かします。モーのメッセージも届きます。足止めするだけのつもりだったと謝りつつ、「惑星から出て。これはあなたたちの戦いじゃない」と告げます。イカロスはあるべき姿になるか、燃え尽きるかだ、とも言い切ります。

調査隊は、酵素の行方を追うことにします。解析すると、成功する確率は2%未満で、成功しても失敗しても連鎖反応が起きる危険が高い、と出ます。惑星の半分が一瞬で消えかねない、という警告です。邪魔になる巨大な生物を倒してから、モーを探します。

ミッション5では、モーの小屋を調べるよう指示されます。データ上の名前が ELY5 の5枚のメモは、署名がありません。UDAに裏切られていたことを知った書き手が、眠れないまま「研究室の酵素を使えば、再始動できるのではないか」と考え、最後は「そのために誰が死んでも構わない」と書いて終わります。

ミッション6 軌道レーザー

TPSの活動拠点が見つかります。酵素は衛星に最後に積み込まれるので、地上から衛星が見えるうちに間に合えば、止められるはずです。アイリスとヴィクターは研究所に入って、見落としを探します。

プロスペクターは敵の拠点を抜け、モーの通信を追います。見つかったのはモーのヘルメットで、「彼女に騙された、手遅れだ」と声が上がります。衛星が動き出し、モーが引き金を引こうとしている、という叫びも入ります。惑星に残る全員へ「1分以内に軌道へ退避を」という放送が流れ、テラフォーミングが始まります。

アイリスは「できない」と拒みます。ヴィクターは「君にはできないが、私にはできる」と言って、軌道レーザーを起動します。モーの声が入り、「惑星から出ろと言ったのに」と謝ります。直後に衛星は爆発し、モーは死にます。

その後 隠された真実

ヴィクターは、エデンに戻る道でアイリスに追いつき、話をします。許されないかもしれないと言いながら、ふたりは「今日の細かい経緯はUDAにも誰にも伏せる」と決めます。モーの名誉と、家族と、ソルのためだと言います。ソルには知らせない、というのもふたりの結論です。

そのあとに拾えるメモには、この取り決めの跡が残っています。ヴィクターの報告書には、モーがTPSへの攻撃作戦中に交戦で致命傷を負った、と書かれています。アイリスがソルへ書いた手紙にも、モーは任務の最中に倒れた、とあります。

もうひとつ、アイリスの日誌があります。死んだと思った人が生きていて、数週間後にまた失った、「あなたにしたことを、本当にごめんなさい」。そしてヴィクターの日誌は、爆発は瞬時ではなかった、脱出する時間はあったかもしれない、「ほんのわずかな可能性が」と書いています。メモはここで終わっています。

読み終えて

ミッションを順に遊ぶだけでは、会話の細部はなかなか頭に残りません。戦闘中の通信で交わされるやりとりが多いからです。内部データで通して読むと、モーのメッセージも、ヴィクターのひと言も、前のミッションの会話を受けていることがよくわかります。

日本語で遊びたい人は、日本語化パッチで会話もメモも読めます。拾えるメモの細部はメモの読み解きで、ほかの場所のものも整理しています。

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