『Battle Brothers(バトルブラザーズ)』では、キャンペーンが進むと大陸全体を巻き込む「終盤の危機」が起こります。英語版では Late Game Crisis と呼ばれ、種類は「貴族の戦争」「緑肌の侵攻」「不死者の災い」「聖戦」の 4 つです。この記事では、危機がいつ・どうやって始まり、どうすれば終わるのかを、ゲームのスクリプトの値から説明します。
この記事について
| ネタバレ | あり。危機の結末のイベントに少し触れています |
|---|---|
| 情報源 | ゲームのスクリプト(危機の進み方と強さの増減)と、イベント・野望の文章。日本語の名前は当サイトの日本語化 Mod の訳です |
| 対象バージョン | v1.5.2.3/Steam ビルド 23856902 |
| 日本語対応 | なし(英語のみ)。Battle Brothers 日本語化Modで日本語で遊べます |
危機の種類と選び方
新しくキャンペーンを始める時の設定「終盤の危機」で、ランダム、貴族の戦争、緑肌の侵攻、不死者の災い、聖戦のどれかを選べます。最初の危機はここで選んだもので、2 回目以降はまだ起きていない種類からランダムに選ばれます。
| 危機 | 内容 | 起こる条件 |
|---|---|---|
| 貴族の戦争 | 北の貴族家どうしが戦を始める。貴族家の同盟が解ける | 貴族家どうしが争っていること |
| 緑肌の侵攻 | オークとゴブリンが手を組んで攻めてくる | なし |
| 不死者の災い | 死者が地面からよみがえって押し寄せる | なし |
| 聖戦 | 北の貴族家と南の都市国家が聖地をめぐって戦う。北と南の同盟が解ける | DLC「Blazing Deserts」、都市国家があること、貴族家どうしが争っていること |
危機が始まるまで
危機は、キャンペーンを始めてから 50〜60 日たった頃に動き出します。Ironman モードと、戦闘の難易度が「初心者」の時は、それぞれ 5 日ずつ遅くなります。
ただし日数だけでは始まりません。団の強さ(ゲーム内部の値)が 160 以上になるまで待ちます。160 を超えるとまず「前触れ」の段階に入り、酒場の噂や前触れのイベントで危機の気配が伝わってきます。前触れから 20 日たって、団の強さが 180 以上なら、いよいよ危機が本番になります。
団の強さは、団員をレベルの高い順に最大 12 人(出自「農民の民兵団」「奴隷狩りたち」は 14 人)数え、1 人あたり「10+(レベル−1)×2」を足したものです。装備は関係ありません。団員が 12 人なら、平均レベルがおよそ 2.7 で 160、3.5 で 180 になります。3 人に満たない時は、足りない人数を 1 人 10 として数えます。
危機を終わらせるには
本番が始まると、危機には「強さ」という内部の値が付きます。始まりは 125 で、貴族の戦争と聖戦だけは 115 から始まります。この値が 0 以下になり、しかも受けている契約が無い時に、危機は終わります。値の増減は次のとおりです。
| できごと | 危機の強さ |
|---|---|
| 1 日たつごと | −1 |
| 危機の勢力の部隊を、団が戦って倒す | −2 |
| 危機の勢力の拠点を、団が戦って壊す | −4 |
| 危機に関わるふつうの契約を果たす | −6 |
| 危機に関わる重要な契約を果たす | −12 |
| 北の町が滅ぼされる(新規ゲームの設定「恒久的な破壊」が有効な時) | +20 |
1 日に 1 ずつ減っていくので、何もしなくても危機はいつか終わります。ただ、契約を果たしたり部隊を倒したりすれば、そのぶん早く終わります。「恒久的な破壊」を有効にしている時は、町が滅ぼされると一気に 20 戻るので、町を守る契約は軽く見ないほうがよさそうです。貴族の戦争は、貴族家どうしの争いがおさまった時にも終わります。
危機と同じ名前の野望(「緑肌の侵攻を打ち破る」など)もあり、達成すると名声が上がります。野望の一覧は野望一覧にあります。
危機のあいだの稼ぎ
危機のあいだは、それに関わる契約がたくさん出ます。報酬の額は契約の種類ごとの基本額に、名声や契約の難しさの倍率を掛けて決まります。くわしい計算は契約一覧と報酬の計算にまとめました。
危機が終わったあと
危機が終わると「勝利」のイベントが出ます。そこには、Battle Brothers は何度も遊び直す前提で作られていて、キャンペーンは終盤の危機を一つか二つ乗り越えるまで遊ぶことを想定している、という作り手からのメッセージが添えられています。そのまま続けることもでき、25〜35 日後には、まだ起きていない種類の次の危機が動き出します。
結末のイベントは危機ごとに違います。緑肌の侵攻では、貴族の兵士たちが「もうこの世にお前らの出番はねえよ」と傭兵団をあざけって通り過ぎていきます。不死者の災いでは、皇帝として呼びかけてくる女の声と、夢の中で最後の言葉を交わします。どちらも、団長に引退を考えさせる形で終わります。
